甘くておいしい焼き芋作りのコツ【3選】70度で糖化酵素ができれば冷えてもおいしい?

甘くておいしい焼き芋作りのコツ【3選】70度で糖化酵素ができれば冷えてもおいしい? グルメ

買うのもいいけど自宅で甘くておいしい焼き芋を作ってみたいという方に、コツをお教えします。

いくつかポイントがあるけれど、ポイントとなるのが70度という温度。

ということは、最近はやりの冷やし焼き芋は甘くない・おいしくないってことなのでしょうか?

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甘い焼き芋を作るには


焼き芋屋さんの本格的な設備がなくたって、自宅でもおいしい焼き芋は作れるのです。

ポイントを3お教えします。

人それぞれ好みもあるでしょうが、自分にピッタリの焼き芋が食べられるようになりますよ。

品種選びは慎重に

最近のサツマイモはどれも甘い!

ですが、しっとり甘いものもあればホクホク系のおいしさが魅力のものも。

品種によって違ったおいしさの特徴があるため、自分がいいなと思えるおいしさを追及してみてはいかがですか。

ねっとりとしたスイーツのような甘みが欲しいなら紅はるか。

焼き芋にすると50から60度もの糖度になるのですが、これってガムシロップ並みの甘みなのです。

上品な甘みとなめらかな舌触りのシルクスイート、ホクホクを追及するなら鳴門金時。

さまざまな品種を集めて食べ比べしてみるのもおもしろいかもしれませんね。

熟成貯蔵で待てばおいしく

秋の味覚と思われているであろうサツマイモですが、8月9月の夏の時期から収穫は始まっています。

焼き芋好きならさっそく試してみたくなるでしょうが、ちょっと我慢してください。

収穫したてだと甘くない。

冷暗所にて1か月程度常温保存し熟成させることでさつまいもの甘みは際立つのです。

土がついているそのままで数日間陰干しして乾燥。

その後に1つ1つを新聞紙にくるんで段ボールに入れ、冷暗所で1か月ほど置くようにすればご家庭でも追熟させることは可能です。

さつまいもを買ってきたけどすぐに使わないってときにもぜひこの保存方法をお試しを。

これまでよりも長く良い状態が保たれることとなります。

酵素をしっかり活性化

そしてポイントとなる70度。

この温度はさつまいもに含まれている糖化酵素・β―アミラーゼがもっとも活発に働いてくれる温度です。

サツマイモに含まれているでんぷんが麦芽糖に変わることで、甘くておいしい焼き芋が作れるのです。

なのでぜひ、低温のオーブンでじっくりゆっくり焼いてみてください。

面倒だからとレンジで加熱すると、素早く火を通すことはできます。

ですが甘くなる温度よりも高い温度でやるので甘みは引き出せない。

煮物とか作るのであればそれで問題ありませんが。

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冷やし焼き芋もおすすめ


最近、焼き芋を冷やした冷やし焼き芋ってのがブームとなってます。

70度前後が甘みを引き出すコツなのに、逆に冷やしちゃって。

それでも甘さは保たれるのでしょうか。

どうやら冷やすことでさまざまな効果が得られるみたい。

冷やし焼き芋の魅力についても見ていくことにします。

一度70度になれば糖度は同じ

70度で加熱しでんぷんが麦芽糖に変わって。

一度変化するとその後は冷やそうが常温で置いていようが、新たな化学変化が起こることはありません。

麦芽糖は麦芽糖のままに、つまり甘い状態が保たれるのでご安心ください。

冷やすことで更に甘く

むしろ、冷やされることで焼き芋の甘みや食感が更に際立つのです。

おいしいと絶賛の冷やし焼き芋、ぜひ食べてみてください。

焼き芋は秋冬のものといった概念が覆されますね。

もちろんコタツでアイスがおいしいのですから、同じように冬の冷やし焼き芋だって絶品。

冷たいからこそ暑い夏にもピッタリです。

焼きあがったサツマイモを冷蔵や冷凍で保存するだけ。

一度に焼いて冷凍しておけば、光熱費の節電にもなります。

ダイエット効果も期待できる

実は冷やし焼き芋にすることで、美容や健康効果も上がるのです。

糖尿病や動脈硬化といったリスクを高めるGI値が、冷やすことで下がります。

食物繊維の効果が上がるので、便秘がちな女性のおやつにもピッタリ。

快便になればお肌の調子も整います。

冷やすことででんぷんの一部はレジスタントスターチという成分に変化しますが、これがダイエットに効果的なのです。

焼き芋を作ったら冷やす。

ぜひ甘くておいしくて、更にプラスアルファの効果も求めてみませんか。

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焼き芋をおいしく作るコツについてのまとめ

おいしい焼き芋を作るには、といったテーマで調べてみました。

・品種にこだわって:しっとり系にホクホク系、品種ごとに全然違う。好みの味を追求してみては?

・すぐに調理しない:収穫後、少なくとも1か月は熟成させることで更に甘くなる。

・酵素を活性化させる:70度でじっくり加熱しでんぷんを麦芽糖に変えてやる。

・冷やしても甘みはそのまま:冷やしても麦芽糖はそのまま、甘みもそのままなので大丈夫。一年を通じて楽しめるし、都度やるよりも一度に一気に過熱し冷凍保存しておけるので光熱費も節約できる。冷やし焼き芋はおすすめです。

・むしろ甘さアップ:より甘みや食感が際立つので冷やし焼き芋の方がもっとおいしいはず

・健康や美容効果もアップ:冷やすことでGI値が下がり、でんぷんがレジスタントスターチに変化して食物繊維の効果も上がる。健康や美容のためにもぜひ、焼き芋を作るなら冷やし焼き芋も試してみてください。

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