2023年、春のセンバツに出場している専大松戸の平野大地の父のユニークな練習方法2選について紹介します。
父親も元野球選手だったの?とネットやSNSでも話題になっていました。
それではみていきましょう。
平野大地の父の【ユニーク】な練習方法2選!
引用:千葉日報より
父のユニークな練習方法1・父親の前でとにかくよっしゃー!と叫ぶ
平野大地さんの野球に関する練習法について興味深い話題が上がっています。
なんでも、平野大地さんの父、平野勝広さんが考案した練習法でとにかく大きな声で「よっしゃー!」と父親の前で叫ぶという練習法が話題となっています。
父、平野勝広さん曰く、思いやりがある人間というのは、勝負の世界において不必要であるが故、不要な要素を取り除くためにあえて
「よっしゃー」
と叫ぶことで結果を重視し、とにかく事故を強調し前に出るために「よっしゃー」と叫ぶようにと課題を出したのです。
引用:Yahooニュースより
この点については、合理的で父勝広さんが元野球選手で野球監督という立場にあるお仕事であることを考えた場合、合理的であると言えます。
野球はチームワークではありますが、それと同時に競うことが求められ、競争に勝てなければ、ドラフトなどにおいて指名を受けないということですからね。
父のユニークな練習方法2・ガッツポーズの練習
このお話は、父勝広さんが考案した野球の練習法の一つでガッツポーズをとることで自分を強調し、前に出るという練習法になります。
野球は協調性が大事であるということを教える方法としてガッツポーズをとるという方法を父勝広さんは考案しました。
ガッツポーズを練習中にできていないと父が判断した場合、前に出て自分を強調していないということから徹底して思いやりという気持ちを排除するために訓練を重ねたわけです。
野球は競争社会であるという考えについては父勝広さんが選手時代に経験した実体験から考え出された練習法であるとするならば、
合理的でガッツポーズをとることで自己を強調し、自己を強調することで試合の前に出る。
ここまでできて初めて周りと競えると考えれば、優しさというものは不要であると考え、徹底して己を高めていくという練習法については合理的であると言えます。
父のユニークな練習のおかげでメンタルが強化された
平野大地さんの父が考案した練習法については、徹底したメンタルを強化する練習法である点です。
これは、自己を高めつつ周りと競うだけの体を作るという練習法になるため、いわば、日本の競争社会と同じだと言えます。
例えば、競争社会は優しさよりも生き残りをかけて自分を高めていくという考えがあります。
それを野球に取り入れたとなれば、メンタル強化という形で己を追い込み他と差別化を図るために肉体を強化する他ならないでしょう。
その結果平野大地さんは徹底したトレーニングで肉体を大幅強化し、キャッチャーからピッチャーに転向を果たしたのです。
これは中学時代のお話で、親心で活躍する息子の姿を見たいということから、キャッチャーからピッチャーに転向を果たし、今の平野大地さんが存在しているということです。
勝負の世界に優しさはいらないという父の指導方法
父勝広さんの考えについては、勝負の世界においては優しさは不要という考えです。
指導法については競争に打ち勝つメンタルを作るというものです。
これは実力主義の社会や実力主義を必要とする協議においては結論として考えられる一つの結果であり結論です。
もっと言えば、何かの責任にすることなく自分の責任であるという自覚をもってして取り組むというのが父の教えである勝負の世界に優しさはいらないという考えです。
逆を返せば、スポーツの世界でも誰かの責任にできるタイプのスポーツにおいては優しさが不要だとは言い切れず、
モータースポーツなどにおいては選手自体にすべての責任があると言い切れないため、
野球というスポーツはそれだけ責任については選手にあるという父の教えであると結論付けます。
平野大地父親も野球選手だった?
【#センバツ】専大松戸のドラフト候補・平野大地が今季初登板 146キロで2回無失点4K 3球団熱視線 : スポーツ報知 https://t.co/uwLZS2NB48
— 「報知高校野球」編集長 (@HochiKokoyakyuY) March 4, 2023
平野大地のお父さんも野球選手だったのかとニットやSNSでも話題に上がりましたが実際にはどうなのでしょうか。
平野大地のお父さん社会人野球チームで野手として活躍した経験があります。
その経験を活かして息子の平野大地に幼少期から指導してきました。
父親の平野勝広さんは社会人野球チーム(現在JFE東日本)で野手で活躍
平野大地さんの父親の勝広さんは社会人野球チーム、現在でいうJFE東日本で野手として活躍をしていました。
この野球チームは社会人で構成されたチームで強豪の社会人野球チームです。
そこから、父、勝弘さんは竜ケ崎シニアというリトルリーグの監督となり、息子である平野大地さんの指導に当たり、保守という立場から投手へと転向するように勧めたのです。
リトルリーグ以後平野大地さんの父である平野勝広さん。
自分の指導よりももっと幅広い知識を持つ高校にて指導を受けたほうがプロ野球選手の道が見えると判断。
彼を高校へと進学するように勧め現在に至るのです。
なお平野大地投手がピッチャーに転向を果たしたのは、高校生になってからで、父の助言を生かしピッチャーに転向を果たし、専修大松戸高校にて活躍したわけです。
父の勝大さんも野球選手だからこそ平野大地に伝えられたこと
父の勝広さんも社会人野球の選手だから平野大地投手に伝えられたことについては、プロ野球という世界の厳しさについてであると言えます。
なぜなら、プロ野球の世界は完全に実力主義であるため、たまたま活躍しただけというだけの野球選手であれば、先が見えています。
つまり、野球選手は活躍し続けて初めて皆に称賛されるのであって、活躍できなかった選手についてはどうなるかを見れば甘さを捨てなければならないという考えに至ります。
平野勝広さんは息子である大地さんに対して甘さという部分において問題があることを見抜いたが故、野球選手となり活躍し続けるには何が必要で捨て去るべくは何かという事実について伝えたというのが私個人の意見です。
中学時代の平野大地には勝大さんが監督を務めていた竜ヶ崎シニアではなく取手シニアに通わせた
以外にも、平野大地さんは中学時代については父親が監督をしていた竜ケ崎シニアではなく、取手シニアに通わせ野球を学ぶようにアドバイスを行いました。
これには理由があり、父親の指導の下の野球を学ぶのでは視野が狭くなるということから、あえて視野を広く持つため、別の野球チームで学び野球を身に着けるようにアドバイスをしたのです。
視野が狭くなるという点については、
おそらく、親子であるということから監督と指導を受ける選手という立場でいることが難しいと判断した父親の英断であるとみてよいと思われます。
なぜなら、親子という関係性で運動選手を作り上げるとなると、
よほどのことをしない限り、親と子という関係性を断ち切り選手と監督という立場になりえないからです。
第3者の下で指導を受けるようにという父の教えは英断と言えます。
平野大地の父のユニークな練習方法まとめ
平野大地選手の父親のユニークなん練習法については、メンタルを強化する、この一点にあります。
野球というのは競争社会であり、実力主義社会であるという社会人野球を通じた父の経験からかんがみた場合、
父勝広さんの指導は正しいと言え、正しかったからこそ、2023年度のドラフトによる指名候補に平野大地選手は上がっているのだということです。