2023年の夏の甲子園での慶應の応援について話題になっています。
この記事では、慶應の応援がすごいわけについて調査しました。
また、マナー違反でやりすぎと言われている理由についても解説します。
慶應の応援がすごいわけは?
慶應107年を誇る慶應応援のせいで仙台育英は負けたと言う人がたくさんいますが慶應優勝したのは紛れもない事実。
先頭打者ホームランも素晴らしかったし慶應高校の生徒も含め高校野球素晴らしいし高校球児たちも素晴らしい。
— 話題ちゃん (@wadai_chan_) August 23, 2023
「慶應の応援がすごいわけは?」というタイトルでお届けする本記事では、慶應高校の応援にスポットを当て、そのすごさの秘密に迫ります。
慶應の応援は、ただの応援ではありません。
まず人数の多さで、それはスタジアムを包み込み、圧倒的な応援の数による圧すら感じます。
伝統的な応援は観客たちが一体となり、一つの大きなチームとして展開されます。
本記事では、慶應の応援がすごいと言われている理由や、その背景、具体的なエピソードも紹介していきます。
慶應一族が押し寄せたから
2023年の夏の甲子園で慶應の応援がすごかったのはとにかくその人数です。
高校だけでも4校、慶應義塾高等学校(通称:慶應高校)・慶應義塾女子高等学校(通称:慶應女子) ・慶應義塾志木高等学校(通称:慶應志木) ・慶應義塾ニューヨーク学院(通称:慶應ニューヨーク)
中学校で3校、慶應義塾普通部(通称:慶應普通部)・慶應義塾中等部(通称:慶應中等部)・慶應義塾湘南藤沢中・高等部(通称:慶應湘南藤沢)
このほかに小学校が2校と慶應大学
このようにたくさんの慶應に関わる学校があります。
いわゆる慶應一族と呼ばれる方達。
この慶應一族が甲子園球場に押し寄せたために物凄い応援となりました。
107年ぶりの優勝がかかっていたから
慶應は甲子園で決勝まで進むことは、今後なかなか難しいかもしれません。
このため、卒業生たちは熱心に応援していました。
その際、応援合戦は神宮球場での早稲田大学戦と同様の盛り上がりを見せました。
場所が甲子園であることを意識せず、全力の応援が行われました。
高校生らしからぬ大人の男性の声が響き、OBや外部から入学した慶應大学生も熱心に参加し、物凄い応援が誕生してしまいました。
その慶應高校の応援は、107年ぶりの甲子園優勝をかけたものだったのです。
この大きな目標のために、学生たちは熱い情熱を注ぎ込みました。
試合の序盤から一体感があり、夏の甲子園初の丸田選手の先頭打者ホームランをきっかけに最初からボルテージMAXで応援も一層盛り上がっていました。
選手たちをサポートするために、応援メンバーたちは全力で声援を送り続けたのです。
3塁側のスタンドが全て慶應の応援
もう1つ、慶應の応援がすごい理由として、3塁側のスタンドが全て慶應の応援だったということが挙げられます。
これは、実際に試合をテレビで観戦していてもすごい光景でしたし、テレビ越しでもその凄さが伝わるほどすごい地鳴りのような応援でした。
それだけの数の慶應のOBや慶應関係者がスタンドにいたんだなと思います。
他校にはとても真似のできない応援ですよね。
一つのエンターテイメント化していました。
そして肩を組んで「若き血」を歌って揺れている光景は異様な後継に映りました。
それだけ慶應の応援が凄まじかったことを物語っています。
仙台育英の選手には少し同情してしまいますね。
マナー違反でやりすぎで卑怯と言われている理由
慶應チャンスになるたび
立席されて見えんかった😂
山陽vs神村学園の時はそんなことなかったのになぁ#高校野球#決勝戦#慶應応援 pic.twitter.com/Z8jVTGQSFn— ぴょん吉@マイク案内は気まぐれ (@pyonkichi_ehev) August 23, 2023
高校野球の祭典である甲子園。そこでの慶應高校の応援は過激すぎるとの指摘があります。
マナー違反であるとか、卑怯な応援と言われる理由は何でしょうか?
慶應高校の応援は、独特の熱狂と情熱を持つ独特なスタイルで展開されています。
しかし、それによって他校や他の応援団に対して不快感を与えることも少なくありません。
本記事では、慶應高校の応援がなぜマナー違反や卑怯と言われるのか、その背景や理由について探っていきます。
応援がもたらす甲子園の雰囲気への影響についても考察します。
マナー違反?
「第105回 全国高等学校野球選手大会」において、高校野球連盟が定める「応援に関する注意事項」は以下のとおりです。
礼儀正しく節度を守った応援を奨励しており、守備中の応援については《座ったまま、拍手のみで行うこと》《「がんばれ」といった集団での声援を行わないこと》と規定されています。
これを基準に考えると、慶應の応援は「マナー違反」と評されます。
この様な慶應の応援は試合中に大きな注目を浴び、Twitter(X)上で「慶應の応援」が話題となりました。
さらに、応援団のマナー違反を指摘する声が相次いでいます。
「慶應の選手たちは素晴らしい戦いをしている一方、応援のやり方はどうだろう。」
「学生ではなくOBたちが行っていることだが、特に守備時の声援の仕方はどうだろう?」
「自校の攻撃時には問題ないが、守備時のこのやり方は対戦相手と戦っている選手たちに対して失礼ではないか?」
「決勝戦を見ていて、応援が不快で試合を見るのをやめようと考えたのは初めてだ」
「慶應の応援は素晴らしいと理解できるが、育英の選手が三振になった際に大声で「ワアア!」と叫ぶのはどうだろう?」
「ストライクが入っただけでも含まれていることがある。守備側の応援でこれは相手に対して失礼ではないか」
「慶應の応援はマナーが悪い。反則行為の域だと思う。相手チームも一生懸命に練習し、野球に青春を捧げている高校生たちだ。」
このように慶應高校の応援はマナーに違反しているという書き込みが相次いでドレンド入りしたのです。
応援規定違反をしているから
応援規定違反が行われている理由は、以下の通りです。
甲子園における規則には、「アルプス席のみが立ち上がり、ブラバンの演奏と声援が行われることが許可されています。
それ以外の席では、着席し拍手をすることが求められます」という規程があります。
しかしながら、慶應の応援はこの規則を無視し、アナウンスにもかかわらず、アルプス席から内野席まで立ち上がり、肩を組んで揺れながら大合唱を行うという行動が見受けられました。
これにより、周囲への迷惑が生じている状況となっており、これは他の観客に対する不適切な行為といえるでしょう。
慶應高校の応援はこの規約を大幅に違反していました。
本来相手のミスや相手の三振に対して歓声を上げてはいけないというルールになっています。
大学野球の応援とは訳が違うのです。
これは甲子園で高校球児の戦いです。
ですから、そういった規約を最低限守った応援が望ましかったのかもしれません。
うるさいという意見には賛否ある
しかし、慶應の応援がうるさいという意見には賛否あります。
今回、慶応は103年ぶりに決勝進出を果たしました。
この事態からもわかる通り、熱狂的な応援が展開されています。
SNS上では
「慶応の応援が凄すぎる。三塁側の観客が一体となって動いている」
「三塁側は完全に慶応の応援で埋め尽くされている。圧巻だ」
といった声が飛び交い、現地からの動画がアップロードされています。
しかしながら、一方で「テレビ越しでもうるさい」「その圧倒的な声援に圧されて怖い」といった声も聞かれます。
また、相手チームのミスやアウトに対して歓声をあげることに疑問を感じる人々も存在します。
一方で、「応援しているチームが相手をアウトにした際に歓声を上げるのがなぜ問題なのか」
として、その立場から反論する人々も見受けられ、この件に関して議論が巻き起こっています。
上記でも述べたように三振を取ったときは拍手のみと高野連で規定があるので、もしかしたらそのマナーや規約を分かっていないで応援している人が多かったのかもしれませんね。
まさか慶應の応援でここまでの議論や話題になるとは思っても見ませんでしたね。
慶應の応援がすごいわけについてまとめ
この記事では、慶應大学の応援がなぜすごいのかについて説明しました。
その理由は、慶應高校の夏の甲子園107年ぶりの優勝がかかっていたこと。
慶應の応援に慶應一族が一気に押し寄せたこと。
マナー違反や高野連の規定を無視した応援だったこと。
などが挙げられます。
筆者的には慶應の気持ちもわからなくはないですけど、相手の仙台育英のことを思うと胸が痛いです。
応援することは悪いことではないので、最低限のマナーを守った応援が必要と思いました。
非常に難しい問題でした。