桐島聡の入院から確保まで！50年経つのに時効じゃない？

桐島聡がついに捕まった！

50年近い逃亡生活をしていた人物です。

なぜ今頃捕まったのでしょうか。

って、今頃出てきたところで時効なのでは？

そもそも何をやった人物なのかも含め、桐島聡について調べてみました。

桐島聡がついに捕まった！

【桐島聡容疑者とみられる男を確保】https://t.co/66iVb870ir

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 26, 2024

全国に、桐島聡容疑者発見のスクープが報じられたのは2024年1月26日のことでした。

捕まるまでになんと49年もかかったのだとか。

それだけ昔の事件だけに、そもそも桐島聡自体を知らない方も多いでしょう。

長年捜査を続けてきた警察官の努力が実を結んだってこと？

けど50年も経ちすっかり年老いた姿で現れたところで、本物かどうかも怪しいですよね。

桐島聡が49年前にやったこと、そして捕まるまでの経緯について辿っていくことにします。

桐島聡とは？

1975年4月19日、東京都で発生の連続企業爆破事件の犯人。

それが桐島聡です。

彼は、アナーキズム系新左翼過激派の東アジア反日武装戦線メンバーの一人として活動に加わっていたのです。

これまでに8人が起訴。

しかしながら桐島聡はずっと逃げ続けていました。

警察署の前とかに貼られている指名手配書にもあり、何をやったかは分からなくても顔は見たことがあるって方も多いのでは？

確保までの経緯

指名手配書の若い頃の桐島の写真だけで見つけ出すことができたのであればスゴイ！

あきらめず追い続けてきた警察官のお手柄です。

ただ実際のところは、本人から名乗り出たみたいですね。

もちろん捕まったならばどちらでもよいのですが。

神奈川県鎌倉市内の病院に偽名で入院していた桐島聡だったのですが、2024年1月25日に病院関係者に名乗り出ました。

そして、病院側より鹿児島県警に通報といった流れです。

本当に桐島聡？

更に県警から公安部へ、捜査員が本人に事情聴取を行ったところ関係者じゃなければ知りえないような当時のこと・詳しい情報を語りだしたのだとか。

ということは、本物と思ってよいのではないでしょうか。

更に、DNA型の判定も行われているところです。

結果が出次第、桐島聡逮捕となるでしょう。

49年の間の出来事、事件の詳細について語ってくれるはず。

興味深いですね。

ただし本人、末期がんを患っているのです。

それもかなり深刻な状態。

だからこそ入院となりました。

せっかく捕まり、事件の解明を前になんてこととならないかといった心配もあります。

桐島聡の罪状は？すでに時効なのでは？

桐島聡の件は警察の完全敗北だな
病気で死ぬ直前で、逮捕拘束も出来ず裁判で罪を問う時間もないとわかってる上での自白だから、完全逃亡を完遂しもう何も出来ない警察公安部を呼び出して勝利宣言し煽っているようなもの
最後に紙の保険証がいかになりすまし放題か明らかにして去る有終の美でもある

— ゆな先生 (@JapanTank) January 26, 2024

49年前にすごいことをやらかした人物ってことは分かりましたが、何の罪に問われるのでしょう。

っていうかこれだけの年月が過ぎてるのですから、もう時効なのでは？

そもそもずっと隠し通すこともできたであろうになぜ名乗り出た？

更に詳しく調べてみました。

桐島聡の罪状とは

桐島らが標的としたのは「企業」。

例えば三菱重工業ビルでは爆破により8人が死亡し380人が怪我を負いました。

一人一人に罪はなし。

桐島らの主義主張によって無関係な市民らが幾人も犠牲にあい、次は自分のところかもと恐怖におびえさせられたのです。

桐島は実際に東京銀座のビル・韓国産業経済研究所に手製の爆弾を仕掛け爆発させています。

なので、爆発物取締罰則違反という罪で警視庁により指名手配されました。

爆発物を不正に使用したり取り扱ったことに対する罪。

行為の重大性や被害範囲・動機・計画性などでどの程度の刑罰が科されるかが決まる中で、霧島の罪状である爆発物取締罰則違反は重い罪となるものとみなされています。

時効じゃなかった理由とは

とは言っても50年も前、時効じゃないのかと疑問に感じてる方は多いはず。

桐島聡の時効は成立していません。

停止中だったのです。

刑事訴訟法に「共犯者の公判中は時効停止」との規定があります。

共犯者である大道寺あや子容疑者が国外逃亡中、まさに共犯者の公判中でこれに当てはまります。

いまだ大道寺あや子は国際指名手配中。

彼女がもっと早く捕まっていたら、桐島聡の立場はまた違ったものとなったってことですね。

なぜ名乗り出たのか

ただ、末期がんであと少しで人生が終わる。

そういった状況にあった桐島聡はそのまま逃げ切ることだってできたはずなのです。

なぜ自ら名乗り出たのか。

「最後は本名で迎えたい」と病院側に話したそうです。

ずっとずっと逃げ続けた人生。

さまざまな仮名を使い、周りの人々を欺きとおしました。

そのまま終わるのはつらかった？寂しかった？

ぜひ思いをすべて吐き出していただきたいですね。

桐島聡についてのまとめ

桐島聡が50年ぶりに見つかったことで大騒ぎとなってますが、何しろ50年ですから当時を知る方も少なくなりました。

いったいどんな人物で、なぜ今頃になって出てきたのか。

なんで時効になってないのかなど、気になる疑問を徹底解明していきました。