なんて伝える?大学受験全落ちの場合の保護者と子供の対処法とその後の進路【3選】

なんて伝える?大学受験全落ちの場合の保護者と子供の対処法とその後の進路【3選】 その他

そろそろ大学受験の結果が次々と伝えられており、各家庭で悲喜こもごもの状況だと思います。

もしも大学受験ですべてダメだった場合、そうなると保護者は子供に・そして子供は保護者にどのように伝えればよいのでしょうか。

そしてどう動けばいい?

全落ちの場合の対処法とそれからについて、考えてみましょう。

全落ちした場合の対処法とは?


大学受験して、全落ちだった・全落ちなのではないか。

当然落ち込みますよね。

受験に失敗した本人は当然つらいし、周りで支えてきた保護者としてもどうすればよいのか。

全落ちの際の対処法、こんな風にしてみてはいかがですか。

決して他人事ではありませんよ。

親にどう伝える?

受験に全落ちしてしまった。

親に伝えづらい気持ちは分かります。

でもきっと、雰囲気で親にも何となく気が付かれているはずです。

素直に、全部落ちた事実を伝えるしかありません。

更に、これからどうしたいかも一緒に伝えてみたら尚良いでしょうね。

落ちたものはしょうがない。

あの時ああすればよかったと後ろを向くよりも、前に向かって進んでいくのです。

全落ちした子供への接し方

保護者に護られて生きてきた子供たちにとって、全落ちはもしかしたら初めての大きな挫折となるかもしれません。

その後、就職活動でもいくつもの企業に断られてまた大きな挫折を味わうことになるのですが…。

保護者はとにかく話を聞いてあげましょう。

親の方からいろいろと意見するのは逆効果。

温かく聞いてあげて否定しない・親が答えを出さない

言葉にすることで子供たちは自身の感情を・考えを整理することができるでしょう。

親という強い味方がいることが実感できれば、傷ついた心も癒されます。

やがて、自分から前を向いて歩き始めるのです。

自分で納得して自身で選んで進路を決めないと、親が進めた道なんてどうせ長続きはしませんよ。

全落ちする可能性は誰にでもある

誰が全落ちしたか。

そんなプライベートな話、仲良しのママ友であってもなかなか話しづらいはず。

全落ちの割合については、正式な発表はなくきちんとした数字はありません。

ただ、文部科学省の学校基本調査には大学合格者のなかで浪人生の割合が全国平均22パーセントという数字はあるのです。

5人に1人は浪人を経験しています。

受かったけれどやはり本命の学校を目指したいと考えた方もいるわけで、22パーセントが全落ちの割合とイコールではありませんが、少なくとも5人に1人は思ったような受験結果が出ず挫折を味わった。

あなたが、そしてあなたのお子さんがそうなる可能性は十分にあるってことです。

全落ちしても道はある!


全落ちして深い傷を負って、人生に絶望していることでしょう。

でも安心してください。

人生はそこで終わりではありません。

前を向いたら、いくつでも道はあるのです。

舗装された道を進んでいかなくたって、とにかく自分がゴールと思う場所に行けたらいいんでしょう?

他にどんな道があるのか、調べてみました

とにかく学校に行く

2年間、あるいは4年間・6年間を学生として過ごしていくつもりでいたのに、その道が閉ざされてしまった。

だからさっさと働き始める。

そんな風に潔く方向転換するのは難しいかもしれませんね。

ならば学生としての道を探してみては?

3月以降でも出願可能な私立大学もあります。

専門学校や通信制大学も良いでしょう。

来年を目指す

全落ちかそうでないかに関わらず、どうしてもここに行きたいという学校に受からなかった。

妥協したくないのであれば、もう一度来年に目標を据えて1年間頑張ってみませんか。

学校に通わず1年間モチベーションを保つのは思っている以上に大変ですから、塾や予備校に通う。

浪人生の道を選ぶ。

そういう方が5人に1人はいます。

別の道に進む

中学校までは義務教育ですが、その後はもっと広く道は開けているのです。

就職を考えても良いでしょう。

進学した人よりも早い段階で、社会経験を積むことができますよ。

視野を広げるためにも留学したっていいし、アルバイトに力を入れるとか未来が思い描けないのであれば少し休憩するといった意味でも家事手伝いという立場も。

学生以外にも道はさまざまあることを、思い出してはみませんか。

大学受験全落ちした場合についてのまとめ

大学受験で全落ちした場合について、保護者と子供の立場の両方から考えてみました。

・親への伝え方:素直に伝えよう。更に今後のプランについても考えて伝えてみたらよいのでは。

・子供への接し方:子供から伝えられたらすべてをただ黙って聞く。決して親から意見したり否定したりはせず、答えは子供自身に出してもらうようにする。

・誰にでもあること:5人に1人は浪人生。目指した学校に行けなかったなんて状況は誰にでもあり得ること。

・他の学校を目指してみては:私立や専門学校・通信制大学など3月以降受験の学校はまだたくさんある。

・来年に目標を定める:どうしても行きたい学校に行けなかったのなら、妥協せず浪人生となって来年を目指してみても。

・別の道もあり:就職したっていいし、留学して人生の勉強をする期間にしてもいいでしょう。どうすればよいのか、傷が深すぎて考えがまとまらないならばしばらくは家事手伝いをしていてもいいし。全落ちしたって人生は終わらない。いくらでも道はあるのです。

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