どうも てにんちゅです
今回はストロークで【フットワーク】を良くする方法を5つ解説します。
ストロークで動きが速くなりたい方や、フットワークを改善したいと悩んでいる方に向けての記事になります
※1面シングルスコートでの解説です
普段レッスンをしていてもストロークのフットワークを改善することで上達する方が多数います。一人でも多くの方にアドバイスが刺さればいいなと思います。
実績
元2桁の日本ランカーで、テニス歴21年、コーチ歴13年の現役テニスコーチです
現在はジュニア、大人の方の初心者〜試合に出る上級者まで幅広くレッスンしています。
1:スプリットステップのタイミング
2:基本の動き方①〜左右編〜
3:基本の動き方②〜斜め編〜
4:微調整
5:2ステップ
6:まとめ 打点とタイミングを合わせよう
1:スプリットステップのタイミング
スプリットステップを正しく行うためにはタイミングが重要です
相手の打つ瞬間を見ていないといけません
また、タイミングが分からない方、ずれている方もいます
正しいスプリットステップのタイミングは
相手がボールを打つ瞬間に着地していること
あとスプリットステップをジャンプすると勘違いしている方もいますが、それだと遅れます
ポイント
広げた新聞紙を足でやぶくようなイメージ
で、スプリットステップをしてみてください
一歩目の反応がしやすくなります
2:基本の動き方①〜左右編〜
ベースラインからラケット1本か2本分後ろからスタート
ここではこのスタート位置をニュートラルポジションとします
理由は打点を前にするためと、アウトボールをダイレクトで取らないためです。
右側にボールが出たら、ボールの所まで走っていき、止まって打ちます。打った後右足でコートを蹴ってベースライン後ろまでサイドステップで戻ります
この右足で蹴るというのは『スクエアスタンス』や『オープンスタンス』などどのスタンスでも変わらないです
左側にボールが出たらその逆で、打った後左足でコートを蹴ってベースライン後ろまでサイドステップで戻ります
基本はこの動きの繰り返しになります
ポイント
サイドステップは打ったあと戻る時のみ
理由は、
どっちにでも動けるようにするためです
ボールを追いかけるときはサイドステップは必要ありません
3:基本の動き方②〜斜め編〜
テニスは左右の動きだけでなく斜めにも移動して戻らないといけません
初心者や初級者の場合この斜めの動きや前後の動きが苦手の方が多いです
斜めの動きは4つマスターしてしまえば問題ありません
①右前
②右後ろ
③左前
④左後ろ
『L字』に動くとボールに追いつけない
基本は、打点に対して直線で結び、ショートカットして移動でOK
戻るときの足の蹴りは左右の時と同じです
そして、打ったあとは必ずニュートラルポジションにサイドステップで戻りましょう。
4:微調整
ここまで基本の『スプリットステップ』『戻る場所』『戻り方』を解説してきました。
ここからはストロークのフットワークを良くするテクニック編になります
『微調整って何をするの?』
打点に追いつく際に余裕がある時ありませんか?
この時に僕は『チョコチョコ』と足でストロークを打つ前に調整しているんですが、この打つ前の微調整を入れるのと入れないのとでは、雲泥の差が生まれます。
ポイント
大股から小股で微調整は可能
最後小股にすれば2歩か3歩多く足を使うことになります。
第一段階はこの『小股で調整でOK』
相手のボールのスピードが速いときは微調整する時間はないので、あえて入れる必要はないです
5:2ステップ
続いて2ステップです
2ステップというのは、ボールを打つ前に入れるステップのことで、打点に速く追いついた時や、自分が立っている所にボールが飛んできたときに使います
要は『踏み込んで打てる』時に使うステップですね。
大抵ボールに追いついたら止まって打ちますが、止まるのが早すぎると『体が泳ぐ』『打点が合わない』なんてことがよくあると思います。
せっかくボールに追いついているのですから、良いショットを打ちたいですよね。
2ステップのやり方 ※右側で打つことを想定しています
ボールがバウンドしたタイミングで、再度踏み込んで打ちましょう。
この時に『右足から』足を決めるようにしましょう。
体は前に突っ込まないように
この2ステップを入れるのと入れないのとでは、ストロークの安定に大きく関わってきます。
やっと追いついた時はそもそも踏み込めないので、2ステップは使えません。あくまで余裕を持って打点に入れた時になります。
6:まとめ 打点とタイミングを合わせよう
ストロークのフットワークをよくする為には
スプリットステップのタイミング
打った後の戻りの蹴り
ボールとの最短距離をいく
余裕のある時ほど、細かく足を使う
僕はこれをひたすら反復練習しました。
地味で疲れるけど、こういった地道の積み重ねがテニスを強くします
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