ストロークを【コントロール】する方法3つのポイントを日本ランカーが解説

テニス

 

ストロークをコントロールしたボールが打てない。
狙った所にストロークでコントロール出来るようになりたい。
相手と安定したラリーがしたい。


このような疑問に答えます。

この記事を読むとストロークでのコントロールの仕方、コツがわかるようになります。
またコントロール力をあげる練習方法や気を付けるポイントも合わせてご紹介します。

この記事の筆者は日本ランキング元96位。テニス歴20年、コーチ歴12年、フリーランスとして現在テニスの普及活動を行っています。
現在は初心者~試合に勝ちたいという上級者、子供から大人まで幅広くレッスンしています。
また初心者を3ヶ月で試合に勝てるレベルまで育てたことがある実績があるので、記事に対する信頼はあると思います。

本記事の内容
1:コントロールする上で大事な3つのポイント

2:ストロークでコントロールできない理由

3:ストロークでコントロールするときのコツ

4:ストロークでコントロール力をあげる練習方法

5:まとめ
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1:コントロールする上で大事な3つのポイント

 

①ボールのスピードをコントロール

コントロールするときに自分の打ったボールのスピードのコントロールは出来ていますか?
力の加減でボールのスピードは変わります。
自分自身の安定するボールのスピードがどれくらいなのか把握しましょう。
これは基本になります。

②ボールの高さをコントロール

コントロールするときに自分の打ったボールの高さはコントロール出来ていますか?
スイングの軌道でボールの軌道も変わります。
自分のボールの軌道とスイングの軌道がずれるとコントロールできません。
ボールの軌道とスイングの軌道は一致させていきましょう。

③ボールの回転をコントロール

まず、自分のショットに回転がかかっているのか、あまりかかっていないのか確認をしましょう。
回転をかけてコントロールするのか、回転はそこまでかけないでコントロールするのか。
それでもだいぶ変わってきます。
ただ、
初心者、初級者はそこまで気にしなくていいです。
というより回転まで意識が最初はいかないと思います。
これは中級者~上級者が意識をしましょう。
初心者、初級者は『回転もコントロールするのか。』ぐらいで大丈夫です。
頭にだけ入れておいてください。

このようにボールをコントロールする際には、
スピード、高さ、回転この3つをバランスよく扱う必要があります。 逆にこの3つをコントロール出来れば、ボールを自由にコントロールすることは可能です。

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2:ストロークでコントロールできない理由

 

①自分の打ちたいように打ってしまっている

コントロールしようとした時に、自分の打ちたいように打ってしまっていませんか?
自分の打ちたいようにバンバン打ってしまってはコントロールは出来ません。
相手のことを考えたり、あそこに狙おう。という意識で練習しましょう。

②力の加減が出来ていない

コントロールするときに7割で打てていますか?
5割ぐらいに落としすぎても逆にコントロールは難しいですし、10割は論外です。
コントロールするボールを打つときには7割で打つことを意識しましょう。

③ボールを見ていない

当たる瞬間は見ないとスイートスポット(ラケットの真ん中)をはずしてしまいます。
スイートスポットをはずすと、ボールがうまく飛ばないので、狙った所にいかないです。
しっかりボールを見て顔を残して打ちましょう。

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3:ストロークでコントロールするときのコツ

 

①ボールは自分に合わせてくれないので、自分がボールに合わせるという考えを持つ

飛んできたボールに対して自分で合わせる努力をしないとコントロールは身に付きません。
そのためには細かく足を動かして、自分の打ちやすい打点に入る必要があります。

フォームばかり気にしていてはコントロールは良くならないので、まずは飛んできたボールに対して丁寧に合わせることを意識してみてください。

②足に意識を持っていこう

手でコントロールしようとしていませんか?
それだと大体リキんでしまい、思うようにコントロールできません。
足の蹴りでボールの強さをコントロールしましょう。

また、膝の曲げ伸ばしを入れてあげるとタイミングが取りやすくなりますので、タイミングが上手く取れるようになるとコントロールも良くなります。

足でタイミングを取ることも意識してみましょう。

③打ちたい場所は相手が打つ前に見ておく

コントロールしようとした時に先に打ちたい場所を見てしまい、フレームショットしてしまうパターンです。
これは本当に多いミスです。
ボールは当たる瞬間まで見ておきましょう。そして打ちたい場所は最初に見ておくことがポイントです。
そして、打つときにはしっかり顔を残してショットしてください。ボールの行方はラケットを振ってからでも大丈夫です。

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4:ストロークでコントロール力をあげる練習方法

 

①サービスボックス内で短い距離のラリー

短い距離でなるべく面は固定した状態でヒザの屈伸運動(曲げ伸ばし)でボールを打つ感覚を掴みましょう。
短い距離は大体ネットとサービスラインの間くらいの場所です。
手の力を使うとボールが飛びすぎてしまうので、あくまで面は固定させて、あまり動かさないように。
足の蹴り、ヒザを伸ばしながらボールを優しく触るような感覚で面に当てましょう。
打つというより、触る。という感覚です。
そうすることで、ボールに合わせる感覚が掴めるようになります。

②左右交互にショートラリー

1人はクロス、もう1人はストレートにコントロールすることで、フォアバック交互にショートラリーをします。
相手をなるべく左右に振らずにコントロールすることを意識しましょう。
短い距離でやった足を使うことを意識した方がコントロールがよくなります。
手でコントロールしてしまうと左右にコントロール不能になりやすいので、気を付けましょう。

③半面対1面のラリー

メインが1面でラリー、もう1人がフォアサイドかバックサイドのどちらかの半面に立ちラリーをします。
メインはどこに打たれても、立っている相手の所に返球します。
半面でのラリーは1面どこへ打っても大丈夫です。
人は無意識に自分の打ちたい方へ返球してしまう癖があります。
それを返球する方向を指定することで、コントロール力を上げていきます。
初心者、初級者はサービスラインで行い、慣れてきたら少しずつ距離を伸ばして負荷をかけていきましょう。

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5:まとめ

 

いかがでしたか?
思い当たる所がある場合は改善してみるとコントロール力をあげることが可能です。
また初心者、初級者を対象に説明してきましたが、ラリーする距離を長くすることで中級者、上級者の練習になります。
半面対1面のラリーはよく筆者自身も練習しましたよ。
もちろん初心者の時は距離を短くしてやってました。

参考になれば幸いです。

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