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イーゾーン98【インプレ】2017モデル2020モデル徹底比較

テニス
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ヨネックス公式サイトから引用
2020年1月に新発売された大阪なおみ選手、ニックキリオス選手使用モデルイーゾーン98を買おうか迷っているけど、情報が知りたい。
2017モデルのイーゾーンと比べて何が違うの?


このような疑問に答えます。

2020モデルのイーゾーン98の情報がわかります。
また、2017モデルのイーゾーン98と2020モデルのイーゾーン98との違いが明確になります。


この記事の筆者は日本ランキング元96位。テニス歴20年、コーチ歴12年、フリーランスとして現在テニスの普及活動を行っています。
ここ数年はイーゾーンDR→2017モデルイーゾーン98→2020モデルイーゾーン98 という感じで使用してきているので、大体イーゾーンについてはわかりますので、記事に対する信頼はあると思います。

2020モデルのイーゾーンを使ってみた感想を皆さん知りたいと思うので、実際に使ってみた感想を解説していきます。

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1:イーゾーン98のインプレ内容

①打球感

ストローク:

柔らかく感じます。
柔らかいですが、打ったボールはしっかりスピードが出せている感覚です。
また、フルスイングしてもボールがコートに収まりやすく、自分からしっかり振り抜くことでラケットの性能を発揮できます。

ボレー:

こちらも柔らかく感じます。ラケットの面に乗せて運ぶようなイメージで打てます。

②コントロール性

ストローク:

コントロールはめちゃめちゃしやすいです。
正確なショットが可能です。
左右に振り回したり、相手のプレーヤーの足元に沈めたり、アングルショットであったり、ドロップショットや、タッチ系のボレーなど。
多彩なショットが打ちやすい印象です
普通スピードが出せるラケットはコントロールが難しいのですが、今回はスピードとコントロールを両立した印象です。

ボレー:

ロブボレーやドロップボレーなどの繊細なタッチを必要とするショットの時に助けてくれます。非常にコントロールはしやすいです。

③ボールの飛び具合

ストローク:

前回モデル同様しっかりストロークが飛んでくれます。ただ、大きく違うのは飛ぶけどコートにしっかり収まってくれる感じがするので、安心して振り抜けるんですよね。振り抜くからボールが収まるのか、ラケットの性質上そうなるのか、どちらが先か分かりませんが、相乗効果があることは間違いないです。安心してしっかり振り抜けるというのは、大きな強みだと思います。

ボレー:

コントロールがしやすくしっかり飛んでくれるので、決めボレーなどの決定率はとても上がりました。
しっかり当たれば飛ばせる。という安心感から自信を持ってボレーをすることができます。

④回転量

ストローク:

自分からしっかりかけることでスピンはかかります。ただ、そこまで一生懸命かけなくてもコートに入ってくれるので、そこまでスピンについては筆者の場合重要視しませんでした。
どちらかというとフラットスピン系で相手を追い込んでいきたい時に力を発揮してくれましたよ。
スライスはかけやすいと感じました。特にバックハンドのスライスはかけやすいです。

ボレー:

面を開いてボレーすることで、自然とナチュラルに回転がかかってくれるので、かけようかけよう。と必要以上に思わなくていいです。

⑤振り抜き度

ストローク:

振り抜きやすいです。
しっかり振り抜いても入ってくれるという安心感がよりいいスイングだったり、振り抜きやすさに繋がっているのだと思います。それを可能にしているのが、この後下で解説している、5S効果だと思います。

ボレー:

ボレーで振ることは少ないですが、ハーフボレーやドライブボレーのときは自然と振りやすかったです。

5Sとは、ヨネックス独自の新技術5つのことです。

⑥全体の印象まとめ

スピードは出しつつコントロールもしたいという筆者の欲求を叶えてくれたラケットですw

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2:2017モデルイーゾーンと2020モデルイーゾーンとの比較

①フレームの形状の比較

フレームの形状は大きく変わりました。
【2017モデル】
2017モデルイーゾーンはフレームが若干大きく感じました。
初期のイーゾーンの形に近い感じです。

【2020モデル】
2020モデルイーゾーンはフレームがスリムになった感じ。
こちらは2015モデルイーゾーンDRに近いような感じです。

②コントロールと飛び具合の比較

【2017モデル】
2017モデルイーゾーンの方がフレームの設計上飛ばしやすかったです。その分フルスイングしたときにコートに収めるのが難しく、慣れるのに時間がかかりました。かなり調整が必要な印象とビビって振れないとボールが抜けてしまう。という感じでした。

【2020モデル】
2020モデルイーゾーンはとにかくコントロールがしやすいです。
自分からしっかりラケットを振り抜いて、かつ左右にコントロールしていきたいプレーヤーにおすすめ。
フルスイングしてもコートに収まりやすいです。
フラットスピン形のボールを打つプレーヤーには待ってました!というラケットですね。スピンはしっかりこするとかかる。
ただ、多少スピンをかけなくてもコートに収まりやすい。
その要因はフレームの設計にあるとのこと。
ヨネックスさんに直接問い合わせをしました。
下で詳しく解説します。

【筆者の感想】
筆者個人的な感想は2015モデルのイーゾーンDRが好きだったプレーヤーは試打しなくても購入する価値ありです。
2017モデルはラケットの力を借りられる分スピード、パワーを出しやすい。その分コントロールが難しい。
2020モデルはスピードとコントロールを両方追求したラケットだと思ってください。
下で詳しく画像付きで解説)

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3:画像で2017モデルと2020モデルの違いを5つ解説。ヨネックスさんに取材協力頂きました。

①新フレーム設計

ヨネックスさんカタログから引用

前回よりも柔らかい打球感を追求し、オフセンター(ラケットの真ん中、スイートスポットをはずすこと)でも打ち負けないようになっています。
画像でもわかるように、よりスイートスポットが広くなりました。

②新シングロメット設計

ヨネックスさんカタログから引用

多少真ん中をはずしても、飛び具合がさほどかわらないように設計されています。
2.0R → 1.8R に変更
エッジを効かせて、たわみを増加。
より柔らかい打球感を実現させました。

 

③新ストリングパターン(ライナーテック)

ヨネックスさんカタログから引用


ストリングの可動域を向上させることにより、柔らかい打球感を生み出しています。
ラケットの真ん中部分のガットは細かく、フレームに近い部分はガットの幅を広くしてあるので、多少真ん中をはずしてもボールを飛ばしてくれます。プレーヤーをより助けてくれるでしょう。
また、コンパクトなスウィングでも飛ばせるパワーと面安定性も追求しているとのこと。

④新素材1

 

ヨネックスさんカタログから引用


トレカM40Xという新カーボン素材をラケットの三角コーナーに搭載し、強度と弾きのバランスで生まれる高い安定性がボールにスピードとコントロールを与えてくれます。とのこと。

だからしっかり振ってもコントロールしやすいボールが打てたんですね。
スピードを出して、かつコントロールもしたい。という欲求を満たしてくれているのはこの新カーボン素材のおかげですね。

⑤新素材2

ヨネックスさんカタログから引用

 

VDM(Vibration Dampening Mesh)振動吸収材がグリップ全体につけられており、より振動を吸収してくれるモデルになっています。

今回のイーゾーンは、かゆいところに手が届くようなよりプレーヤー目線により沿った設計になっている印象です。
技術を性能でカバーする。といった感じです。

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4:イーゾーン98のインプレ感想まとめ


いかがでしたか。
2020モデルのイーゾーンはなぜ打球感が柔らかいのに、ボールがしっかり飛ぶのか。そして、コントロールがしやすいのか分かったと思います。
一番変わった部分は5Sですね。←筆者命名

5Sとは(5新)
新フレーム設計
新グロメット設計
新ストリングパターン
新カーボン素材
新振動吸収材

進化がすごい。。
今回イーゾーンからは7機種発売されましたが、その理由がわかりました。
ヨネックスさんのイーゾーンにかける想いが伝わる1本ですね。

2017モデルはボールを飛ばしやすかったぶんコントロールが難しかったです。そこを補うために、
2020モデルは、飛ばしやすさを残しつつ、コントロール性能も落としていないという感じで、今回のモデルは今までのイーゾーンラケットのいいとこ取りをしているような感じです。
しっかり自分からスイングできるよ。という方はもちろん、振れないけどしっかり飛ばしたいという方にも、2020モデルイーゾーンはおすすめだと思います。
まさに万人に受け入れてもらえるラケットだと実感しました。

筆者の場合は2017モデルから2020モデルにした初日は腕がプレー中に疲れてしまいました。
2017モデルの時はラケットに飛ばしてもらってたんだなー。と改めて実感。
3日間ほど使用すると慣れてきて、1週間ほどで重たさ、疲れなどは感じなくなり、ラケットにすぐに順応することが出来ました。
結果、今ではしっかり振り抜いて、なおかつコントロールも出来ているので、2020モデルのイーゾーンに変えてやっぱり良かったなと思います。

そこまでスピンをかけないでフラット、もしくはフラットスピン系の方は2020モデルおすすめです。

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