どうもてにんちゅです。
今回はストロークで『パワー』を出す方法を簡単3ステップで解説します。
・ストロークでパワーのあるショットが打ちたい
・パワーの出し方がイマイチわからない
・力がうまくボールに伝わらない
このような方のために記事を書きました
・ストロークでパワーを出す方法がわかる
実績
元2桁の日本ランカーで、テニス歴21年、コーチ歴13年の現役テニスコーチです現在はジュニア、大人の方の初心者〜試合に出る上級者まで幅広くレッスンしています。
元々フォアハンドのグリップが厚すぎて、当たりが薄く、かすれたストロークでパワーの無いボールを打っていました。
20歳でグリップをフルウエスタンからセミウェスタンに変え、そこから教え子に0-6で負けるどん底を味わいますが、これから紹介する方法で段々と厚い当たりで打てるようになり、最終的にそこから5年で日本ランク2桁までいくことができました。
その経験を基に解説していきます。
結論
ラケットを力でスイングするのではなく、遠心力でスイングする
では順番に解説していきます。
1:ラケットの重みを感じてスイング
2:軸足で踏ん張る
3:腰の回転
まとめ パワーのあるボールを打つためには
1:ラケットの重みを感じてスイング
『パワーの出し方がイマイチわからないなぁ』
『力がうまくボールに伝わらないなぁ』
このような方は、ラケットの重みを感じながらスイングすることを心がけてください。
ラケットの重みを感じるとは、脱力してグリップを握るということです。
脱力してスイングすることにより、ラケットの重さで遠心力が生まれます。この遠心力を利用してボールに『パワー』を出していきましょう。
腕の力でスイングするとこの遠心力は生まれません。それどころかスイングスピードは遅くなり、パワーが伝わりづらくなり、逆にボールが飛ばないということにも繋がってしまいます。
腕の力は必要最低限にして、しっかりとラケットの重みを感じながらスイングしてみてください。
そうするとパワーのあるボールを打つことが可能になります。
2:軸足で踏ん張る
①タメ
しっかりと『タメ』を作れるようにしましょう。よく、打つ前に止まってというのはこの『タメ』のことを言います。
ここでいう『軸足で踏ん張る』というのは、体重移動する前の足で右利きのフォアハンドストロークを打つ場合は右足が軸足になります。(左利きはその逆)
しっかりとこの『軸足のタメ』が入ることにより、ボールにパワーが伝わりやすくなります。
※ オープンスタンスも有りです
②脱力
足を使わずに腕の力だけで打とうとしてしまうと、力んだり、手打ちになりうまくパワーが伝わりません。
③リズム
踏ん張った時には足は止まっていると思いますが、その時に膝を軽く曲げるので、実際に足は止まっていますが、膝の曲げ伸ばしは行われます。
膝の曲げ伸ばしでタイミングとリズムを取るようにしてみましょう。
3:腰の回転
パワーを出そうと思うとどうしても手に力が入りがちになりますが、腰をしっかりと回すことを意識してみてください。
腰の回転を使うコツは3つあります。※全て右利きフォアハンドの場合で解説します。
①スイングと同時に右腰を打ちたい方向へ押し出すように回す
②スイングと同時におへそを打ちたい方向へ向ける
③スイングと同時に左腰を引く
これらどれか3つを自分の意識しやすい方法でやってみてください。
腰の回転でボールを飛ばす感覚が得られるのと、パワーが出しやすくなります。
まとめ パワーボールを打つためには
結論
ラケットを力でスイングするのではなく、遠心力でスイングする
腕の力はあまり関係ありません。大事なのは、
①ラケットの重さを感じながらスイング
②足で踏ん張る
③身体の回転
この3つです。
特にラケットの重さを感じるというのはパワーを出す上で最重要ポイントとなります。
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