どうも てにんちゅです
今回はストロークを『安定』させる方法を簡単5ステップで解説していきます。
・ストロークを安定させる方法が知りたい
このような方のために記事を書きました
・ストロークを安定させる方法がわかる
実績
元2桁の日本ランカーで、テニス歴21年、コーチ歴13年の現役テニスコーチです現在はジュニア、大人の方の初心者〜試合に出る上級者まで幅広くレッスンしています。
元々フォアハンドのグリップが厚すぎて、当たりが薄く、安定したボールが打てていませんでした。20歳でグリップをフルウエスタンからセミウェスタンに変え、そこから教え子に0-6で負けるどん底を味わいますが、最終的にそこから5年で日本ランク2桁までいくことができました。
その経験を基に解説していきます。
1:準備を早くする
2:インパクトの瞬間まで顔を残す
3:打点をなるべく腰ぐらいの高さにする
4:ボールの軌道(高さ)を意識する
5:相手を見ない(飛んでいくボールをイメージ)
まとめ:大事なのはスピードと高さのコントロール
ストロークを安定させるポイントは全部で5つです。簡単に実践可能なので是非やってみてください
1:準備を早くする
ストロークを安定させる為には必須です。ただ、どの準備を早くすれば良いのかわからないと思いますので、分かりやすく解説します。
『ボールが自分のコートにバウンドした時にはラケットは振りだせるように準備をしておく』
これを意識すると、構えやテイクバック(ラケットを引く動作)が一緒に早くなります。
どうしても相手を見すぎてしまったり、飛んでくるボールを見すぎてしまうと動きが止まります。テニスにおいて動きを止めてしまうというのは一番やってはいけません。
リズムが失われます。
レベルが上がると相手を見ながらでも打つための準備はできるようになります。まずは、自分のコートにバウンドしたときには最低限自分が打てるようにセットしておきましょう。
2:インパクトの瞬間まで顔を残す
これはフェデラー選手を参考にすると良いです。要は当たる瞬間までボールを見るということです。
これをやると『フレームショットが本当に減ります。』ストロークを安定させるためにはしっかりとラケットの面をとらえる必要があります。
3:打点をなるべく腰ぐらいの高さにする
安定させるにはまずは一定の打点を保てるようにしましょう。その為には、深いボール、短いボールに対して細かく足を動かす必要があり、すごく最初は疲れます。
でもこれが出来るようになると安定感が増して、コートにボールを返せる回数が増えます。
上級者になると色々な打点で打つことが可能になるのですが、その理由はボールの跳ね方が予測出来ているからなんです。
僕自身もそうですが、予測の範囲内だったら正直多少フットワークをサボっても返球できます。
そこは沢山ボールを打つことでだんだんと技術が上がります。最初から色々な打点で打つのは難しいので、安定させたい方はまずは腰ぐらいの高さで打つことをおすすめします。
4:ボールの軌道(高さ)を意識する
飛ばす軌道を意識しましょう。なんとなくボールを打つと大体飛ばしたいところに打てません。目標がないからですね。
なので、打つときに見えるネットを目標にしましょう。
コツはまずは自分でボールを打ってみて、大体どういうボールがネットのどの高さに飛んでいくのか確かめてみてください。
そこから微調整をしていきます。目安としては大体ネットからラケット2、3本分の所を通してあげると軌道としては安定します。
もちろんボールのスピードによって変わりますので、ご自身のショットと照らし合わせて、ネットのどこを通せば安定したショットになるのか、理解しましょう。
5:相手を見ない(飛んでいくボールをイメージ)
2で説明したインパクトの瞬間顔を残すということと似てますが、ストロークが安定しない方というのは相手を見すぎてしまう癖があります。
『このボールだったら返せるかな』とか、『打ちやすい所に打ててるかな』など、相手のことを見すぎてしまい、結果的にボールが不安定になるということはよくあります。
ある程度のスピードのボールをサービスラインくらいに打っておけば、あとは相手もそれに対して動いてくれるので、そこまで神経質にならなくて大丈夫です。
大事なのは、安定したスピード、高さをコントロールすることなので、相手ではないんです。
自分が安定したボールを打てれば相手も打ちやすいはずですからね。
まとめ:大事なのはスピードと高さを安定させること
ストロークを安定させるポイントは5つ
1:準備を早くする
2:インパクトの瞬間まで顔を残す
3:打点をなるべく腰ぐらいの高さにする
4:ボールの軌道(高さ)を意識する
5:相手を見ない(飛んでいくボールをイメージ)
このどれか1つでも抜けているとストロークで安定させるのは難しくなるので、抜けている箇所がある場合はそれを穴埋めしてみてください。
きっとストロークが安定するはずです。
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