種類が多すぎてどれを選んだらいいかわからない。
そもそもガットってなに?
初心者は何使っても同じでしょ?
このような疑問・悩みを解決します。
また、ガットについて・種類についても知識が増えます。
ガットはなんでもいい。から、これにしよう!という考え方に変わります。
この記事の筆者は日本ランキング元96位。テニス歴20年、コーチ歴12年、フリーランスとして現在テニスの普及活動を行っています。
20年間でガットを張り替えた回数約500回以上
使ったガットのメーカー
【ヨネックス、ゴーセン、ウィルソン、バボラ、ルキシロン、トアルソン、ヘッド】7種類
現役で試合に出てる時は4.5日くらいでガットが切れてましたW
あまりにも切れるのが早いので自分でガットを張って、張り工賃を節約。
また、試合前は一気に3本張り替えていたので、出費がやばかったです。
ガットのことで分からないことないです。
その僕が記事を書いているので記事に対する信頼はあると思います。
初心者の方は滅多に切れないのでご安心を。

ガットとは
テニスラケットに網目上に張ってある繊維状のもので、ガットをラケットに張り上げることではじめてボールを打つことが可能になります。
張り上げ作業は専用の機械を使い全て手作業で行われます。
ラケットもガットもそれぞれ種類が多いので、ラケットとガットの組み合わせほ無限大と言っても過言ではないです。
ガットの種類について

ガットの種類は大きく分けてナイロン、ポリエステル、ナチュラルの3種類。
ハイブリッドというのは、縦ガットと横ガットを違う種類のガットで張り上げることを言います。
初心者のうちはナイロンガットがいいと思います。
ナイロン
ナイロンガットには大きく分けて2つ種類があります。
マルチフィラメントとモノフィラメントです。
何が違うのか解説します。
ゴーセンさんの画像が分かりやすいのでその画像を使わさせて頂きます。
初心者の方にはまずおすすめするガットになります。
筆者自身も初心者の頃はナイロンのガットを使用していましたよ。
マルチフィラメント
ガットが1本1本束になっていて、それをねじって1本のガットが形成されています。
どちらかというと柔らかめ。
打球感はソフトです。
マルチフィラメント画像
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ゴーセンさんの公式サイトから画像を引用しています
モノフィラメント
1本太い芯のようなガットが入っていて、コーティングされています。
どちらかというと硬め。
モノフィラメント画像
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ゴーセンさんの公式サイトから画像を引用しています
ナイロンの中でもマルチは柔らかめ。
モノは硬め。と覚えてください。
打球感はしっかりと打った感触があり、マルチに比べると硬く感じますが、ナイロンガットなので基本はソフトです。
ポリエステル
形はナイロンのモノフィラメントに近い、1本太い芯のガットで形成されています。
形は似ていますが、素材が全く違います。
打球感は硬く、打った感触もしっかりしており、反発します。
ナイロンのガットを使っていて切れてしまう方、ナイロンだと物足りない方にはこのポリがおすすめです。
ただ、初心者のうちはまだ大丈夫かなという感じです。
ポリエステル画像
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ヨネックスさんの公式サイトから画像を引用しています
ナチュラル
牛の腸で作られています。
形はマルチフィラメントに近い形で、1本1本細い束になっていて、それをねじって1本のガットが形成されています。
打球感は非常に柔らかいです。
ナイロンガットのマルチフィラメントはこのナチュラルガットに近づこうと日々研究されています。
そして水分に弱いガットなので、雨の日に使うとすぐに劣化してしまいます。
値段も少し高めです。
初心者の方でもナチュラルとその他のガットの違いはわかると思うので、機会があれば一度使って欲しいガットです。
ナチュラル画像
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バボラさんの公式サイトから画像を引用しています
ハイブリッド
上でも少し触れましたが、縦と横のガットの種類を変えて張り上げることをハイブリッドと言います。
種類の違うナイロンガットを合わせてもいいですし、縦をポリエステル、横をナイロンとか、全く別の組み合わせにしたりします。
組み合わせは自由です。
初心者におすすめのガット5選

それでは初心者におすすめのガットをメーカー別に紹介します。
基本的に初心者におすすめのガットはナイロンかナチュラルです。
お金に余裕のある方はナチュラルがいいと思いますが、ナイロンでも十分かと思います。
初心者のうちはポリエステルはあまりおすすめしませんが、どうしてもポリエステル打ってみたい!という方にはゲージが細めのポリエステルを紹介しておきます。
ゲージとはガットの太さのことです。
125→120→115の順に細くなっていきます。
16→17の順に細くなっていきます。
ちょっとややこしいですね。
120より115の方が細くて、16より17の方が細いです。
そう覚えてください。
ロールがお得!
もしガットが決まっている場合はロールガットがおすすめです。
理由は1張あたりの料金が安いから。
1張10メートルあれば張れるので、200メートルのロールだったら20張取れます。
これも覚えておきましょう。
①ヨネックス
マルチフィラメント レクシス125
ポリエステル ポリツアープロ115
②ウィルソン
マルチフィラメント NXT16
③バボラ
マルチフィラメント エクセル125
ナチュラル トニックプラス
④ゴーセン
マルチフィラメント テックフレックス16
⑤トアルソン
レインボー127
ガットを張り替えるタイミング

ガットが切れないからといって張り替えないのはNGです。
ガットは張り上げた直後から劣化していき、1回も打たなくても機能は低下します。
定期的な張り替えを初心者でもおすすめします。
ガットの張り替えはスクールやテニスショップ、スポーツ量販店などで張り替えが可能です。
3ヶ月に1度張り替える
週1回90分~120分テニスをする方で大体3ヶ月で張り替えるようにしましょう。
3ヶ月もすると打球感もだいぶ変わります。
季節の変わり目に張り替える
春夏秋冬、季節の変わり目はガットを張り替えるタイミングに最適です。
理由はガットは気温の影響を受けるからです。
夏はガットが緩みやすくなるので少し硬めに、冬はガットが硬くなるので少し緩めにガットを張り替えるようにしましょう。
ガットの張りの強さのことをポンド、またはテンションと言うのですが、その話は下のテンションの所で詳しく解説します。
ガットが切れたら張り替える
当たり前ですが、プレーしていてガットが切れてしまったら張り替えましょう。
1本切れただけじゃもったいないから~。
という方がたまにいらっしゃいますが、切れた状態で打ち続けるとラケットのフレームがゆがみますし、最悪ラケットが折れてしまうこともあります。
『初心者はガット切れないでしょ?』
そんなことありません。
初心者の場合は真ん中をはずして角が切れてしまうことがあります。
真ん中を打ち続けていればそう簡単には切れませんが、フレームショットで角切れというのは張り替えた初日でも起こりうるので、初心者の方は特によくボールを見てラケットの真ん中に当てるようにしてくださいね。
ガットのポンド、テンションについて

ガットを張るときの強さのことをポンド、テンションと言います。
ガットを張るときはこのテンションを伝えて張ってもらいます。
テンションの目安は初心者の場合45がいいと思います。
それでそこから夏場は2か3テンションを上げましょう。
理由は暑さでガットがゆるみやすくなるからです。
逆に冬場はテンションを2か3下げましょう。
理由は寒さでガットが硬くなるからです。
このように季節によってテンションの強さは変えるようにしてください。
初心者はどのガットを使っても同じ?

結論:同じではありません。
理由は初心者には柔らかめのガットがいいです。
初心者が最初からポリのような硬いガットを使うと飛びにくいので、変にリキんだり、打球感が必要以上に硬く感じて最悪怪我につながる場合もあります。
『そうは言っても実際そこまで違いわかんないし、怪我とか大袈裟でしょ。』
いいえ、違いが分かりにくいからこそ、自分に合ったガットを使わないと肘や腕にダメージが蓄積され、テニスをやっていく中で痛みが出てきてしまう場合があります。
テニスの場合はどちらかと言うと、ダメージが蓄積されて遅れて痛みが出る。
ということがよくあります。
そうならない為にもまずは柔らかめのガットを少なくても最初の3ヶ月間は使うようにしてみてください。
また、張ったガットが不満だなと思えば、張り替えはいつでも出来ますので、その時に張り替えたらいいと思います。
なので、初心者のうちはナイロンのマルチフィラメントガットをおすすめします。
まとめ

いかがでしたか?ガットの種類やガットを張り替えるタイミング、テンションについてわかったと思います。
最後におすすめガットをおさらいしておくと、初心者におすすめのガットはナイロンのマルチフィラメントで、なるべくゲージは細めのガットがおすすめです。
あとは自分で色々試してみるのもアリかなと思います。
この記事が少しでも役に立てば幸いです。
それではテニス頑張ってください!
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