「LINEでスタンプ送るだけ」そんなお仕事聞いたことありませんか。
大金が稼げるのだとか。
それって本当なのでしょうか。
もしそんなに楽にお金が手に入るのであれば、もちろんやってみたいですよね。
でもそんなおいしい話があるはずがない。
SNS関連の内職、あまりおすすめはできません。
それはなぜか。
その実態を詳しく調べてみました。
LINEでスタンプ送るだけの実態とは
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— ヨッシースタンプ® (@yosistamp) August 17, 2023
「LINEでスタンプ送るだけで日給3万円」という広告を見たことありますか。
それってどこで?
でもなんでそれだけの作業でお金が発生するの?
実際に試してみたって方の体験談も含めて、LINEでスタンプ送るだけの真実を探ってみましょう。
バナー広告見たことありませんか
そんな広告、知らないって方ももちろん多いでしょうね。
まとめサイトとかアプリを中心に広告掲載されているのです。
「1日たった5分の副業。いつも使ってるスタンプを送るだけです」とか「スマホかパソコンさえあったら、誰でも手軽にリッチ生活が始まります」なんて、魅力的な謳い文句が多数。
どうやらこのお仕事、「誰でもできる」うえに「カンタン」で価格も高い。
なのであっという間に「リッチ」になれるとか。
まあうまい話には裏があると言いますけどね。
なぜビジネスが成り立つの?
もちろん、情報化社会に生きる我々ですからそう簡単においしすぎる広告を信じるはずありません。
そもそもなんでそれでお金が発生するの?ビジネスが成り立つの?
その点についてはもっともらしく説明されています。
曰く、LINEスタンプの作成で生計を立てているようなクリエイターの方々の参考情報を提供しているので、クリエイターから得た金額がスタンプを送った我々の収入の一部となる。
LINEユーザーの方がどういったタイミングでどんなスタンプを利用するかといった情報を提供するためにある。
つまり、クリエイターからのインセンティブが発生するからただLINEを利用するだけなのに、収入が得られるのだというのです。
いきなり順番待ち。別の副業の勧誘が
納得してしまうでしょう?
それで実際に申し込んだらどうなるのか。
実験を行った方がいます。
すると、さっそく「大好評につき、順番待ちいただいてます」とのメールが。
そのまま待っている間に、いくつものまた別の副業が案内されるのです。
こちらも「ただスマホを見るだけで毎月200万」とか「1タップすれば5万円」といった超カンタンなお仕事です。
もしもそれが本当ならば、魅力的ですね。
では肝心のLINEスタンプ送るだけでってお仕事は?
サイト側曰く、「応募者多数で落選となりました」とのことでした。
その後も変わらず続くおいしすぎる副業のご案内。
LINEスタンプ送るだけってのは確かに、情報を手に入れたいと考えてる方も一定数いるのかもしれませんね。
けどこのお仕事は釣り。
実際のところは別の勧誘が続くだけ。
それが本当に申し込んでみたら分かったこのお仕事の実態でした。
SNS関連の副業はちょっと待った!
断言しますが、『5つのLINEの小ワザ』を知らない人が多すぎる。①メッセージアナウンス②スタンプの位置変更③ブロック確認④トークBGM。メッセージ送るだけがLINEの機能じゃない。9,300万人が使う身近なアプリだからこそ気をつけたい、セキュリティー対策に超お役立ちの❺はリプ欄で詳しく説明します
— ふじわら| LINEのプロ (@MARKELINE_inc) February 20, 2023
「友達追加するだけで」とか「クリックするだけで」、ポイントサイトに登録して副業でちまちまと稼いでる方は確かにいらっしゃいます。
でも頑張っても月に数千円・数万円レベルであり月収200万円達成とかはありえないのです。
怪しいと思って近づかない方が身のためですよ。
こういったSNS関連の副業は安易に飛びつかないこと。
けれどもどうやら飛びついてしまう方、けっこういらっしゃるみたいですね。
LINE/副業アカウントはすべて詐欺
LINE/副業アカウント、すべてが詐欺と思っておいてください。
中には信頼できるものもあるかもしれませんが、素人がそれを見分けるのは難しい。
それくらいなら、初めから近づかないのが身のためです。
無料でスタンプを送るだけ、なんてできない。
開始前にお金が請求されるかもしれません。
一度でも支払うとその後もいくつもいくつも請求が続いて。
気が付いた時には数百万円も損していたなんてことありますよ。
もちろん、会ったこともないような相手に個人情報を教えたらどうなるか。
お分かりになるでしょう。
ついつい、目先の金額に目がくらんでしまいがちですけどね。
相談件数1000件以上
SNS関連の内職トラブル、国民生活センターへの相談件数は今や年間で1000件以上となっているようです。
2009年度の時点では40件程度だったのに、それが16年度には一気に1000件を超えまし板。
2024年の今はもっともっと増えているでしょうね。
見つけ次第対応はしてるけど
LINEビジネスに対して何の対処もしていないのか。
そんなわけはありません。
LINE側も法務や私的財産管轄の担当より警察等に連携のうえで、随時対応は行われているのです。
ユーザーへの影響が大きい事案については、公式ソーシャルサイトなどを通じて注意喚起もしています。
ですがいたちごっこ。
次々と似たような広告は出てきます。
ユーザーの方々が一人ひとり気を付けるしかないのです。
LINEでスタンプについてのまとめ
LINEでスタンプを送るだけの内職について、調べてみました。
・どこで見かける?:まとめサイトやアプリに広告掲載されてるの見たことありませんか。LINEでスタンプを送るだけ。とっても簡単な作業で誰でもできるのに、日給3万円ももらえる?
・なぜビジネスとなる?:LINEスタンプの利用状況についての情報もクリエイターにとって大切なもの。インセンティブが発生するのだとか
・申し込むと?:けど申し込んだところで順番待ちでスタンプを送るだけの仕事はできず。代わりに他の副業の案内がジャンジャン届くことに
・すべて詐欺:LINEの副業はすべて詐欺と思って近づかない方がよいのかも
・相談件数年々増加:年間で1000件以上のトラブルが発生している。
・対応してるけど追い付かず:LINE側も見つけたら対応するも、いくらでも出てくるので追い付いていない。一人ひとり気を付けなければ!