練習のときに集中してないように見えるので、対策があれば教えて欲しい。
このような疑問に答えます。
簡単なので、すぐに取り入れられると思います。
この記事の筆者は日本ランキング元96位。テニス歴20年、コーチ歴12年、フリーランスとして現在テニスの普及活動を行っています。
毎日小学生の子供たちを教えていて、自己流ですが子供が夢中になれるよう工夫して練習をさせているので、記事に対する信頼はあると思います。
①目標を決めさせる
②ミスをしたら
③成功したら
④ボール拾い中にできること
2:集中力を上げることで得られるもの
①メンタル
②忍耐力
③我慢強さ
3:まとめ
1:小学生の練習で集中力を持続させる方法4つ
①目標を決めさせる
例えば、球だしの練習だったら連続で10本入るようにしよう!というように目標を決めてあげるとわりと集中して練習してくれます。
その中で、遊び心を入れてあげるとより小学生は集中しますね。
的に狙わせるとか、狙った的に当たったらいくらでもミスをしていいよ。っていう風に声かけしてあげる。などでもいいと思います。
大事なのは叱ることではなく、どうすれば子供たちが夢中になれるか。
夢中になっているときの集中力って凄まじいですし、上達します。
あとは、的を子供たち1人一個好きな所に置かせるのもいいと思います。
子供の発想って面白くて、なんでそこ!?ってとこに置くんですよ。
じゃぁ実際にやってみよっか!
ってなって、あ。ここ狙えないじゃん。って気がつくんですよね。
そういう気付きって失敗しないとなかなか気づけないので、コーチが導くってよりかは自分たちで気づかせるっていう風にすると子供たち自身で考えますよ!
考えるとより集中するので、自然と集中力は練習の時に上がっていきます。
②ミスをしたら○○
これは単純にミスをしたら走る。とか。
ミスをしたらボールを2個拾うなど、
ルールを決めることで集中力をアップさせる方法です。
子供たちにとっても分かりやすく、集中しますね。
ただ、このルールの落とし穴があって、こればっかりやってると、ミスを恐れて打てなくなってしまうので、バランスが大切です。
集中力ついてきたなと思ったらルールをはずしてしっかり打たせるようにしましょう。
またミスが増えてきたなと思ったらルールを追加したりアウトだったらいいよ。とか、ネットだったらいいよ。という感じでルールを緩和してあげると、集中しつつミスも減らせて、しっかり打てる子供へと成長させられます。
ミスしないことは大事ですが、多少ミスをしたとしてもしっかり打つ勇気を持たせることも大事です。
もちろん、ミスしたら走るなどのルールがあってもミスを恐れずしっかり打ってくれる選手になってくれることが一番ベストですけどね!
③成功したら○○
例えば、的に当てたら走らなくていいよ。
とか、連続10本入ったらミスしてもいいよ。
など。
成功するまで縛る。
成功したあとは自由だよ。
っていうようにルールを作るのも集中力アップには効果的です。
子供たちもわかりやすいですし、わりと夢中になって一生懸命練習しますよ。
成功させるのが難しすぎても簡単すぎてもいけないので、そこは生徒の実力を見極めて、目標を設定するようにしましょう。
④ボール拾い中にできること
ボール拾いをしない場合、もしくは遅い場合は叱るのではなく、一番多く拾った子から打てる。だったり、
一番多く拾った子より少ない子は足りない分だけコートを走るなど
(一番拾った子が20球だとして、15球しか拾えなかった子は5周走る。など)
するとボール拾いも一生懸命やりますし、小学生にとってはそれがトレーニングになります。
あとは5球ずつ拾ってカゴに入れて、合計で20球にしたら終わり。など、トレーニング要素も入れてあげるとボール拾いも楽しくなりますね。
とにかく飽きさせない工夫をしてあげるようにしましょう。
2:集中力を上げることで得られるもの
①メンタル
集中力が上がると試合でのメンタルが強くなります。
もちろん試合を経験していく中でメンタルも強化されていきますが、やはり普段の練習が試合でも出ます。
まして、練習の成果を100%と試合で出せる選手って少ないと思います。
練習を集中せずやり試合で良いプレーができるわけがありません。
ただ中には『そこまで試合に出る予定はないしな。。』って思う方も中にはいるかもしれません。
筆者も試合が全てだとは思いませんので、そこは同意です。
ただ、せっかくやるならメンタルも同時に強化された方がいいと思いますし、ゆくゆくは試合にチャレンジしたい気持ちに変わるかもしれないので、集中して練習するといいと思いますよ。
②忍耐力
集中力が上がると厳しい練習に耐えられるようになります。
筆者の言う集中力っていうのは夢中になることです。
夢中になってるときって厳しい練習にも耐えられるんですよね。
イコール厳しさの中に楽しさがあるんですけどね。
厳しい練習に耐えられるということはそれだけ負荷をかけた練習ができるので、強くなります。
また、この忍耐力っていうのは大きな壁にぶつかるときに突破する力になり得ます。
③我慢強さ
集中力が上がると試合で我慢強くプレーすることができます。
集中力がピークに達しているときは、足もよく動いているし、ボールもゆっくりに見えます。
結構極限の状態ですが、たまにそういうことが起きます。
我慢強い=粘り強さ
でもあるので、
その粘り強さは試合でとても大切です。
3:まとめ
いかがでしたか?
集中力を上げるためには夢中にさせることが大切です。
夢中になっているときは子供というのはどんな厳しい練習にも耐えられます。
ただの厳しい練習だと子供は嫌になってしまうので、うまく子供が夢中になれる環境を作ってみてくださいね。
以上です。
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