小学生の子供にどんな練習させたらいいですか?
このような疑問に答えます
実際に試合で勝ちたいと思っている子供はスクールなどに通っています。そこで+α練習している子達が上達しているように筆者の経験上感じます。
この記事の筆者は日本ランキング元96位。テニス歴20年、コーチ歴12年、フリーランスとして現在テニスの普及活動を行っています。
この練習方法で先日地元の小学生大会で男女優勝しました。
結果にも出てますので、記事に対する信頼はあると思います。
2:試合に勝つための練習メニュー
①100球ラリー
②チャンスボールの打ち込み
③セカンドサーブ
3:まとめ
1:試合に負けた子達からよく聞く試合の反省
試合に負けてしまった子達の反省で多いのが
①相手より先にミスしてしまった。
②チャンスボールで決められなかった。
③ダブルフォルトをしてしまった。
この3つが圧倒的に多いです。
そのような理由から、どのような練習をすればこういったミスが減るのか。解説していきます。
2:試合に勝つための練習メニュー
まず、試合で自分の子供を勝たせたいと思っている場合、親御さんの協力が必要不可欠だと思っています。
その理由というのは、スクールで周りのライバルと同じ時間、同じ練習をしているだけではそこまでの差がつかないからです。
上手になる子達は影で必ず努力しています。
『でも私はテニスを教えられないし。。』と思っている方に向けて、誰でも簡単に出来る指導方法をまとめましたので、参考にしてみてください。
また練習を子供とするにあたりボールは必要です。
最低60球~120球は用意してください。
60球の場合ボール拾いがこまめになります。
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では順番に解説していきます。
2ー1:100球ラリー
ネットを挟んで、ロングでラリーをします。
100回、50往復です。
この練習での目的は、相手より先にミスせずラリーを続ける忍耐力も同時に鍛えることができます。
集中力の持たないお子さんには罰ゲームかにんじんぶらさげてください。
大体できます。
僕が教えてるジュニアの最高記録は12分間で300球、150往復繋がりました。
時間の関係で途中でやめさせましたが、やめさせなかったらもっと記録を更新してたと思います。
ノーミスでしたら5分もあれば100球ラリーはできます。
時間を決めて、メリハリをつけて練習してください。
親がラリーできない場合は球だしで100球連続コートに入れるというメニューをやりましょう。
とにかく自分からミスをしないテニスを身につけましょう。
2ー2:チャンスボールの打ち込み
球だしをする人はベースラインの真ん中に立ちます。そこから、サービスボックスに下から打って出してあげてください。
練習メニュー
①フォアバック交互
球だし方法:
ベースラインに立ちサービスボックスの中に左右交互に出してあげます。
練習する人:
左右交互に打ちます。
②3点打ち
球だし方法:
センターライン
↓
フォア側のシングルスのサイドライン
↓
センターライン
↓
バック側のセンターライン
というように順番に出していきます。
練習する人:
3ヶ所順番に打っていきます。
真ん中で打つときはフォアに回り込んで打つようにしましょう。
③V字
球だし方法:
ボールを出してあげる所はフォアバック交互の時と同じで大丈夫です。
後ろまで戻ったらまた次のボールを出してあげてください。
練習する人:
生徒をベースラインの真ん中に立たせてスタート
打ったらまたベースラインに戻らせることで、V字のような形で動きます。
やってる方は結構きついです。
④ドライブボレー
球だし方法:
少し高めにボールを出してください。
イメージはスマッシュを打たせるような感じでちょうどいいと思います。
練習する人:
地面に落とさず直接スイングしてボールを打っていきます。
タイミングがしっかり取れないと厚い当たりが出ません。
⑤ドロップショット
球だし方法:
フォアバック交互に出すときと同じで大丈夫です。
練習する人:
サービスボックス内に3回バウンドすることを目標に打ちましょう。
ポイントは山なりにネットをするイメージ。
軌道が低いと相手の所にバウンドしてしまいます。
5つのメニューを紹介しましたが、1メニュー20球連続で入れることを目標にして、5つのメニューをコンプリート出来るように頑張ってください!
ちなみに、球だしが出来ない。。という方もいるかと思います。
そのような方のための練習メニューも紹介します。
球だし方法:
自分の出しやすい位置に移動しましょう。
どこからでもいいです。
そしてどこに出してもいいです。
その意図は狙えないと思うので、ランダムに出るよ!と伝えてください。
試合ではランダムに打たないといけないので、それもいい練習になります。
球だしが悪いと文句を言われたら、こういうボールを打つ相手と対戦したらどうする?と問いかけてください。
上手な人はどんなボールも打ち返せます。
文句を言う人ほど試合で力を出しきれないことが多いです。
練習する人:
ランダムにボールが出るので、ひたすらそれを打ち続けます。
目標は100球打って90球入るようにしましょう。
球だしが悪い!って言わないように。
自信がつくと試合でも自信を持って打つことができます。
チャンスボールの練習のときは連続ルールはなしで大丈夫です。
理由は連続にすると入れていってしまうから。
チャンスボールはしっかり振って打ち込まないと決まりませんし、中途半端に入れにいくと相手に逆襲を食らいます。
もし全力でしっかり振って連続入れられるようになったらすごいです!
そこを目指して頑張ってほしいですね。
2ー3:セカンドサーブ
まずは連続10球から。
それがクリアできたら連続20球。
という感じで少しずつ数を増やしていきます。
的を置くとそれを狙うようになるので、効果的です。
的が無ければペットボトルでも大丈夫です。
3:まとめ
いかがでしたか?
テニスは技術はもちろんですが、忍耐力、体力も大事です。
この練習方法で、技術を強化しつつ、体力、忍耐力も上げていきましょう。
私はテニスができないから。。
という理由で練習を見てない。なんてことはありませんか?
クラブチームや子供のせいにするのは簡単です。
まずは自分でできることから始め、お子さんと一緒に向き合って練習してみてください。
子供と一緒に成長していきましょう!
以上です。
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